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両替奥スゴイタカイビル

八千矛神の恋

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八千矛神の恋


八上姫


ヤチホコ(大国主)は、最初認められた女神として、ヤガミヒメがおりましたが、ヤチホコが、根の堅州国へ脱出していたこともあり、ヤガミヒメは、ヤチホコに会わない日々が続いておりました。然も、既に、お腹には子を宿し、ヤガミヒメは出産を待つばかりの状態でした。そんな時、ヤチホコは、根の堅州国から無事脱出してきます。そして、出雲の国に帰えるにあたって、今までの清算活動に入るのです。

ということで、最初に妻として迎え入れることを約束したヤガミヒメを呼び寄せて、結婚を果たしました(第一王妃)。続いて、共に、根の堅州国から脱出してきたスセリビメを正妻として迎え入れます(第二王妃)。

しかし、出雲へと戻る道中も、ヤガミヒメは、スセリビメのことが気にかかり、更に、スセリビメが非常に嫉妬深い性質であったことから、これに恐れを抱き、ついには、身ごもりながらも、その途中で、子を出産し、逃げるように、国元へ帰ってしまうのでした。そして、この時に生まれた子が、実質、ヤチホコの第一子となる木俣大神(コノマタノオオカミ)となります。



ヤガミヒメは本妻のスセリビメを恐れ、オオナムヂ(大国主)との間に生んだ子を木の俣に刺し挟んで実家に帰った。

八上姫のイラストと神具である「木股の悲涙」にはこんなエピソードが背景にあるようです。

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